海外FXで成功をおさめるためには、様々な知識やスキルを習得する必要があります。
テクニカル分析などで効果を発揮するインジケーターとは、FXのトレードを有利にするための手法の一つです。
一旦その特徴や使い方を習得してしまえば為替相場の動向を分析する上で非常に役立つことでしょう。
今回はFXのテクニカル分析などで役に立つ指標について解説します。
海外FXで人気の無料インジケーター10選
テクニカル分析を始めると、相場の動向を予測しやすくなるのですが、果たして何から始めれば良いのでしょう?
以下では海外FXで人気の無料で使用可能なインジケーターを紹介します。
移動平均線
移動平均線とは一定期間の価格を平均値で計算し、その価格の動向を線で描画したチャート上の線のことであり、投資業界でよく用いられるテクニカル指標の一つです。
FXの移動平均線とは、一定期間の終値を平均化した線のことです。
(参照)IS6FX公式 移動平均線とは?見方や手法を海外FX初心者向けに解説
初心者でも利用しやすいインジケーターですので、海外FXはこれが初めてというのであればまずは移動平均線から始めてみましょう。
HT_Higher_Candle
HT_Higher_CandleはMT4などで使用可能なインジケーターです。
その機能は、上位のローソク足の視覚化が可能になる、などです。
上位とは一つ上のローソク足のことで、例えば1時間足チャート上にさらに日足のローソク足を表示させることができ、海外FXのチャートをより多角的な視点で読み取れます。
一目均衡表
一目均衡表は海外FXでよく使用されるインジケーターの一つです。
使用すると5つの線、転換線、基準線、先行スパン1、先行スパン2、雲、などがチャート上に表示されます。
利用することで相場の動向から転換点などが読み取れる、などの特徴があります。
ただし情報量が多く、やや上級者向けな指標でもあります。
MACD
MACDは海外FXにおいて非常に人気のある、初心者にもおすすめされるインジケーターです。
トレンドの転換点や勢いなどを測るときに役立ちます。
チャート上に表示されるMACD線やシグナルラインを見ることで相場のトレンドの方向性から、さらには転換したポイントなどが読み取れます。
ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドはテクニカル分析でよく使用される海外FXで人気のインジケーターです。
使用すると中心部に移動平均線を据えて、その上下に標準偏差を追加するバンドが表示されます。
バンドの幅が狭くなると相場が停滞し、レンジ相場が形成されていると予測できます。
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは、テクニカル分析で使用される海外FXで人気のインジケーターの一つです。
利用すると、買われ過ぎや売られ過ぎを把握しやすくなります。
ストキャスティクスで表示される%K線が%D線を上回ると買い、%K線が%D線を下回ると売りのシグナルとして判断できます。
RSI
RSIとは、相場の強弱を分析したい時などに役立つインジケーターの一つです。
0%から100%の間を推移しており、50%が中心となります。
RSIのラインが70から80%を越えると買われ過ぎ、20から30%を下回ると売られ過ぎのサインとなります。
海外FXでは逆張りの指標として使いやすいです。
関連 海外FXは難しいのか検証
DMI
DMIは、海外FXの相場でトレンドの有無や強弱を分析したい時に役立つインジケーターです。
見方は、+DIが-DIより高ければ上昇トレンド、-DIが+DIより高ければ下降トレンド、と判断できます。
さらに、ADXがADXRを下から上に抜いたらトレンドが強い、反対ならトレンドが弱いと判断できます。
RCII
RCIは買われ過ぎや売られ過ぎなどの分析に役立つ海外FXで人気のインジケーターです。
+80%以上が買われ過ぎ、-80%以下で売られ過ぎ、とそれぞれ判断できます。
-80%まで下降後に上向きに転換したら買い、+80%まで上昇後に下向きに転換したら売り、と判断できます。
Pivot
Pivotはトレンド相場からレンジ相場まで幅広く対応できる海外FXで人気のインジケーターです。
見方は、B1、2の支持線の近くで買い、S1、2の抵抗線の近くで売り、と判断できます。
レンジ相場ではLBOPはロングの損切り、HBOPはショートの損切りのラインの判断のポイントとして役立ちます。
海外FXのバイナリーオプションで最強のインジケーターランキングTOP3
どのインジケーターを使用するかは、トレードスタイルによって異なります。
以下では海外FXのバイナリーオプションを始めるにあたっておすすめの指標をランキング形式で紹介します。
ボリンジャーバンド
売買のポイントを見つけやすいボリンジャーバンドは、トレンド相場で真価を発揮しやすいインジケーターです。
使い方の例としては、上昇相場の時にボリンジャーバンドのバンド収縮時に為替レートが+2σもしくは+3σを下から上に抜けたときに買い、などの使い方があります。
移動平均線
移動平均線は海外FXのみならず、バイナリーオプションでも利用しやすいインジケーターで、トレンド相場との相性が良い指標です。
見方としてはまず移動平均線の角度で相場の方向を判断しつつ、短期線が長期線を下から上に抜けたら買い、上から下に抜けたら売り、とそれぞれ判断することができます。
RSI
RSIはトレンド相場だけでなく、ボックス相場にも強いインジケーターです。
海外FXでバイナリーオプションを始める時、二つの相場に強いRSIを使用すれば状況に応じて最適な判断がしやすくなるでしょう。
特にボックス相場のような判断の難しい局面でRSIは真価を発揮しやすいです。
海外FXの有料インジケーターランキングTOP5
海外FXのインジケーターの中には無料のものもあれば有料のものもあります。
果たしてどのような指標があるのか、以下よりランキング形式で紹介します。
【MT4】ロット自動調整エントリーツール
ロット自動調整エントリーツールはMT4などで使用可能な、海外FXで役に立つインジケーターです。
使用するにはまずパラメータにて許容リスクを設定したあと、損切りラインに水平線を引きます。
作業が完了しましたら、エントリーを開始しましょう。
この時、損切りについては自動で行ってくれます。
MT4 チャート検証用インジケーター【ShiftChart】
ShiftChartはMT4で利用可能な、チャートの検証に役立つインジケーターです。
海外FXの過去の相場を検証する時、一つ一つのチャートを見るのは面倒です。
そこでShiftChartを使用して複数のチャートを同期すると、一つのチャートで即座に時間足を切り替えてチャートを検証できます。
こんなピボットポイントあったらいいなを実現「Multi-Pivots」
Multi-Pivotはピボットを応用した、海外FXで役立つインジケーターで、MT4などで使用できます。
細かい設定なしで水平ラインをチャート上に自動で表示することで、押し目買いや戻り売り、さらにはブレイクアウトのポイントなどを分析できるなど、多彩な機能のあるツールです。
【簡単オーダー付き】許容損失一定型 ロット自動計算インジケーター for MT4&5【EasyOrder】
EasyOrderは簡単な操作で自動で計算をし、システム的にロスカットをしてくれるなど、リスクを最小限に抑えたい方向けの海外FXで役立つインジケーターです。
利用時は水平線を動かしてロスカットするべき金額を設定すると、ロット数を自動で算出してくれます。
仮想通貨やCFDにも対応しています。
TradeHistoryCSV
TradeHistoryCSVはMT4をより使いやすくしてくれる、海外FXで役立つインジケーターです。
利用することで、獲得pipsが追加される、損益額に1000の位に区切りが入らなくなる、などの機能を活用できるようになります。
スクリプトを実行すると、自動的にCSVファイルが表示されます。
海外FXのインジケーターは主に4種類ある
海外FXを始めるにあたり、インジケーターはとても便利な指標となります。
ただ、どのような種類があり、どんな使い方をするべきなのでしょうか?
以下ではそれぞれの種類と特徴などを解説します。
オシレーター系
オシレーターは相対的な買われ過ぎ、もしくは売られ過ぎ、などの判断をしたい時に便利な海外FXで重宝されるインジケーターです。
相場が過熱して反転が起きやすい時などにオシレーター系のインジケーターを活用するとトレンドの転換点を見つけやすいです。
短期的な予測で有効な指標です。
トレンド系
トレンド系とは、相場のトレンドを分析したい時に便利な海外FXで役立つインジケーターです。
トレンドの分析の対象は、相場の方向性から、さらにはレンジ相場か否か、などが挙げられます。
トレンド系の指標は長期的な予測をする上で効果を発揮しやすいです。
さらにトレンドの転換点などを見つけるときに役立ちます。
ボリューム系
ボリューム系とは、海外FXの取引量や取引回数などを分析の対象にしているインジケーターのことです。
分析の対象は主に出来高、オンバランスボリューム、トランザクションコスト分布、チャイキンマネー・フロー、などがあります。
ボリューム系の指標を活用すると、相場の方向性や強さを判断しやすくなります。
便利系
便利系のインジケーターとは、トレンド系やオシレーター系とは異なる、海外FXの取引環境をより便利にしてくれるツールなどを指します。
例えばMT4の機能を拡張してくれるツールや、自動的に水平線を描いてくれる機能のあるツール、さらにはそれぞれの通貨の関係性を分析するツールなどの例があります。
海外FXのインジケーターは組み合わせても良い
海外FXでインジケーターを使用する際には、一つだけに限定する必要はありません。
必要に応じて組み合わせて使ってみましょう。
以下では複数での利用について解説します。
RSI+移動平均線
オシレーター系のRSIとトレンド系の移動平均線、この二つのインジケーターを組み合わせることで、海外FXの勝率を高めることができるしょう。
使い方の例としては移動平均線でトレンドを確認した上で、トレンドの方向に合わせてRSIで売買のサインを分析する、などの使い方があります。
海外FXのインジケーターの注意点
海外FXをするにあたり、インジケーターの使用は取引の役に立ちます。
ただし、テクニカル分析は長所もあれば短所もあります。
以下では注意点について解説します。
100%利益を生み出せるワケではない
海外FXでインジケーターを活用したテクニカル分析をすれば利益率を上げることはできるでしょう。
しかし、必ず利益が出るわけではありません。
時と場合によっては予測がハズレて損失が発生することもあります。
もしも予測がハズレた場合は、迅速に損切りをしましょう。
組み合わせて複数の時間軸で判断しないと勝率は見込めない
海外FXでインジケーターを使用する際には、一つの時間軸に固執すると判断を誤ることがあります。
高精度な分析を実現するためにも、短期的な視点だけでなく、長期的な視点を持ちましょう。
例えば5分足チャートと日足チャートを併用するなど、複数の視点を持つことで勝率の高いトレードを実践できます。
インジケーターを導入しすぎるのはおすすめしない
インジケーターを導入するにあたり、多用は禁物です。
指標が多いと情報が増える分、分析を惑わすことがあるからです。
海外FXでテクニカル分析をする際には、トレードスタイルに合わせて信頼できる指標を厳選しておきましょう。
初心者は少ないインジケーターから始める
まだ海外FXを始めたばかりの初心者ならば、インジケーターは一つずつ試すように使ってみることをおすすめします。
一つひとつ丁寧に使うことで、的を絞ってそれぞれの指標の使い道を学べるからです。
指標を多用するのは、使い方を覚えてからでも決して遅くはありません。
インジケーターの情報が間違ってる場合もある
インジケーターを利用したテクニカル分析の予測は、あくまで確率的なものです。
つまり予測がハズレることも十分にあるということです。
海外FXでは指標を過信せず、予測がハズレた際には迅速に決済をする、いわゆる損切りの技術も不可欠です。
指標が間違っていたらすぐに損切りしましょう。
海外フォーラムで人気の手法“Trading Made Simple ”とは
Trading Made Simpleとは、海外FXのフォーラムで人気のある手法ですが、果たしてそれはどのような手法なのでしょうか?
以下ではインジケーターの使い方などのルールについて解説します。
Trading Made Simple のトレードルール
海外FXでTrading Made Simpleを用いる場合、次のトレードルールを参考にしましょう。
まず4時間足チャートが推奨されます。
インジケーターは平均足、単純移動平均線、TDIを使用し、ゴールデンクロスで買い、デッドクロスで売りとなります。
為替で推奨されているのは米ドルやユーロです。
Trading Made Simple の注意点
Trading Made Simpleは、スイングトレード向けの手法です。
海外FXで使用する際には、トレンドが発生しゃすい通貨ペアでないと機能し難いです。
さらにレンジ相場になるとダマシが発生しやすくなるので、いかにダマシを回避するのか、ダマシ対策のためのインジケーターも活用した方が良いでしょう。
FXのプロの手法が見れる海外フォーラム“Forex Factory ”とは
海外FXで成功するには情報収集が大切です。
しかしどこで情報を集めれば良いのでしょうか?
Forex Factoryはプロのトレーダーの手法やインジケーターの使い方などが見られる、非常に参考になるWEBサイトです。
英語のサイトですが、翻訳サイトを使用すれば日本人でも簡単に利用できます。
初心者が海外FXでインジケーターを使うならMT4がおすすめ
海外FXを始めると、高機能で有名なMT4を利用することができます。
MT4を使用すれば初心者でも簡単に高機能で多種多様なインジケーターを利用できるのでおすすめです。
MT5よりもMT4の方がカスタムインジケーターの種類が豊富
海外FXを始めるにあたり、MT4にするか、それともMT5にするかで迷うこともあるでしょう。
どちらも素晴らしいプラットフォームです。
ただMT4の方がカスタムインジケーターの種類が豊富など、初心者でも使いやすい取引環境がありますので、特にこだわりがないのであればMT4から始めると良いでしょう。
MT4・MT5ともに日本語サポートあり
MT4とMT5はどちらも有名な高機能プラットフォームということもあってか、日本人のトレーダーの多くが利用しており、日本語サポートもあります。
ですので海外FXは初めてという方であっても、簡単にインジケーターを利用できるので安心して使用を始められます。
MT5は経験者向け
海外FXの取引に慣れて、より実践的なトレードをしたくなったら、次はMT5を利用してみることをオススメします。
MT5はMT4と比較して上級者向けです。
より高度で実践的なインジケーターを利用したい、より多くの指標を使ってみたいと考えるのであれば、MT5を利用してみましょう。
海外FXのMT4でインジケーターを使うメリット
MT4といえば海外FXで有名な高機能プラットフォームですが、MT4のインジケーターを使用するメリットとは何なのでしょうか?
以下にて解説します。
インジケーターの量が豊富
海外FXでMT4を利用するメリットとして、まずインジケーターが豊富という特徴があります。
MT4で利用できる指標は非常に数が多いです。
そして、利用できる指標の多くが無料なのも大きな特徴。
コスト0で初心者でも簡単に豊富な指標を使えるだけに、MT4はオススメです。
スマホ版MT4のインジケーターの入れ方
MT4はスマホでも利用可能です。
海外FXでMT4のインジケーターを利用する場合、まずはスマホでMT4を起動します。
次に追加したい指標を選択し、タップ操作で作業を開始すれば、あとは追加の作業が完了するまで待つだけですので、誰でも簡単に利用できます。
インジケーターの組み合わせ方が豊富
MT4では多種多様なインジケーターを使用して海外FXを始められます。
豊富にある指標を利用するにあたり、それぞれの指標を組み合わせることができます。
MT4を通じていろいろな組み合わせを試すことで、自分のトレーディングスタイルに合わせたオリジナルの組み合わせを作っても良いでしょう。
どのパソコンでも使える
海外FXでMT4の利用を始める場合、一般的なスペックのPC環境さえ整っていれば、誰でも使用することができます。
もちろん、高性能なGPUを利用できる環境があるのであればそれに越したことはありませんが、CPUのパソコンでもあってもMT4のインジケーターは問題なく使用可能です。
海外FXインジケーターに関するよくある質問
海外FXでテクニカル分析をするにあたって便利なインジケーターを利用するにあたって、何を知るべきなのでしょう?
以下ではよくある質問について解説します。
デフォルトのインジケーターは優秀?
海外FXでインジケーターを利用する場合、特に設定しなければデフォルトのまま使用することになります。
デフォルトの設定は基礎的な設定値であり、そのままでも十分に使用には足ります。
設定を変更する場合は、各自のトレードスタイルに合わせて柔軟に数値を変えてみると良いでしょう。
インジケーターはどこのサイトで入手できる?
インジケーターは最初からプラットフォームに付属しているものもあれば、専門のサイトでないと入手できないものもあります。
特にこだわりがないのであれば、海外FX業者が用意しているインジケーターを利用すると良いでしょう。
FX業者より入手できる無料ツールであっても問題なく取引はできます。
インジケーターは無料と有料でどんな違いがある?
インジケーターは無料のツールは普遍的な内容であることが多いです。
有料の場合、特定の課題を解決する、独創性のあるツールであることが多いです。
海外FXで有料版を使用する場合は、なぜそれが必要なのか、自己が抱えている課題を解決する上で役立つのか、などを基準に選ぶと良いでしょう。
海外FXでインジケーターを使うメリットはある?
海外FXでインジケーターを使用する主なメリットは、テクニカル分析の役に立つことです。
特に短期間での利益を狙うようなスキャルピングやデイトレードほど、テクニカル指標は真価を発揮しやすいです。
MT4などのプラットフォームで使用すれば、より実践的な予測を立てられるでしょう。
まとめ
海外FXで成功する手法は多く存在します。
インジケーターを活用した手法は、数あるFXで成功するための手法の一つです。
テクニカル指標は短期売買との相性が良いです。
スキャルピングやデイトレードなどの短期売買をFXで始めることを検討しているのであれば、まずはテクニカル指標から学んでみると良いでしょう。
デモ口座などを利用すれば、無料でテクニカル指標の手法を学べるのでおすすめですよ。
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