海外FX業者を選ぶにあたり、取引コストを比較することは重要です。
取引コストが安ければトレードで得られる利益を多く残すことができます。
今回は海外FX業者のフォレックスランドのスプレッドについて解説します。
フォレックスランドのスプレッドとは？
フォレックスランドのスプレッドは変動制で、最低で0.01pipsからの取引が可能です。
最低0.01ピップスの超低スプレッド
(参照)フォレックスランド公式
価格差を見たい時は最低pipsだけでなく、平均pipsまで参考にしてみてください。
そもそもFXのスプレッドって何？
FXのスプレッドとは売値と買値の価格差のことです。
例えばフォレックスランドのEURJPYの価格差が0.1pipsとした場合、売値が1.10560の時、買値が1.10561となるので、0.1pips分の価格差が生じます。
この価格差が取引コストとして計上されるのであり、価格差が狭いほど取引コストも安くなるのです。
フォレックスランドは変動スプレッド制を導入
フォレックスランドでは変動スプレッド制を導入しています。
変動制とはつまり価格差が変動するということを意味しており、為替レートが変動することで価格差も変化します。
相場の状況に応じてレートが変動するので、変動の大きさによっては取引コストが増大することもあります。
変動スプレッド制と固定スプレッド制の違い
変動制と固定制には、スプレッドが変動するか否かという違いがあります。
変動制の場合、為替レートが動くことで価格差も変動するのでフォレックスランドの価格差は常に一定というわけではありません。
反対に固定制の場合、価格差が同じになるようにレートが動くので取引コストが固定されます。
時間帯やイベントでスプレッドが広がりやすい
フォレックスランドは変動制を導入しているので、重要な経済指標が発表される時間帯やイベントがあるタイミングでスプレッドが広がりやすいです。
価格差が大きくなると、その分だけ取引コストも増大するのでトレーダーは価格差の広がる時間帯には注意を払った方が良いでしょう。
早朝・深夜セッション
スプレッドが変動しやすい時間帯というと、早朝や深夜のセッションがあります。
深夜から早朝にかけての時間帯は、ロンドン市場などの大きなマーケットが閉まることで流動性が下がり価格差が広がることがあるのです。
フォレックスランドで取引をする際には時間帯に注意してください。
重要な経済指標の発表
アメリカの雇用統計のような、重要な経済指標が発表されるタイミングはスプレッドが変動しやすいので注意してください。
これが雇用統計なんですねスプレッドが14.8も開いて何もできませんでした🙅♀️また来週おやすみなさい😴 pic.twitter.com/1m2v052WDW
— 10万後輩フウカFX (@10mankouhai) April 7, 2023
特にフォレックスランドなどの変動制を採用している海外FX業者ほど、価格差が大きく広がる可能性が高く取引コストが拡大するリスクがあります。
突発的な事故やイベント
経済に関わる突発的な事故やイベントが発生すると為替レートに影響を及ぼし、その結果としてスプレッドが急激に変動することがあるので注意が必要です。
フォレックスランドで取引をする場合、価格差が異様に拡大している時などは事故が起きている可能性があるので注意してください。
フォレックスランドのスプレッドの計算方法
フォレックスランドのスプレッドはどのように計算すれば良いのでしょうか？
以下では取引する時の価格差の計算方法や単位について解説します。
スプレッドの単位
FXのスプレッドの単位はpipsで表記されます。
価格差が0.1pipsであれば、買値と売値との間に0.1pipsの開きがあるということです。
フォレックスランドは変動制を導入しているので、買値と売値の開きは常に変動しているので取引時には取引コストに注意してください。
スプレッドの計算方法
スプレッドの計算方法は、買値と売値の差を算出することで計算できます。
例えばフォレックスランドでEURJPYの取引をする時、売値が148.00、買値が148.01の場合、14801-14800＝1、となりますので1pipsの価格差が生じているという計算になります。
フォレックスランドのスプレッド一覧表
フォレックスランドのスプレッドは変動制を導入しているので、通貨ペアや金融商品よってその平均値も異なります。
以下ではそれぞれの価格差について解説します。
為替レート｜通貨ペア毎の平均スプレッド
フォレックスランドの平均スプレッドは通貨ペアによって違いがあるので注意してください。
| 通貨ペア | 平均スプレッド |
|---|---|
| AUDUSD | 2pips |
| EURGBP | 2pips |
| EURJPY | 2.1pips |
| EURUSD | 1.8pips |
以上の表は、あくまで平均値であるためそれ以上に拡大することもあれば縮小することもあります。
他社とのドル円スプレッド比較表
フォレックスランドのドル円の平均スプレッドは1.9pipsで、他社と比較すると広めです。
| 海外FX業者 | ドル円の平均スプレッド |
|---|---|
 フォレックスランド |
1.9pips |
 XM |
1.5pips |
 iFOREX |
0.7pips |
 AXIORY |
1.1pips |
売値と買値との間の価格差が大きい分、他社と比較すると取引コストが高めとなります。
金属｜シンボル毎の平均スプレッド
フォレックスランドの金属のシンボルごとの平均スプレッドは次のようになります。
| シンボル | 平均スプレッド |
|---|---|
| XAUUSD | 0.25 |
| XAUEUR | 0.28 |
| XAUUSD | 0.16 |
| XAGEUR | 0.19 |
為替と比較すると金属の価格差の方が狭く、取引コストが安くなります。
フォレックスランドのスプレッドは広すぎる？
フォレックスランドのスプレッドは他社と比較すると高い傾向があります。
ただ、果たしてどのくらい広いのでしょうか？以下にて他社との違いなどを解説します。
他社と比べて主要銘柄のスプレッドが広い
フォレックスランドの主張な通貨ペアのスプレッドは、他社と比較すると高めです。
通貨ペアの価格差が広いと、他社と比べて取引コストが高くなるというデメリットが発生します。
単純に取引コストだけで比較するならば、もっと条件の良い他社のFX業者を利用した方がメリットがあるほどです。
スプレッドが広いわりに最大レバレッジ500倍
フォレックスランドのスプレッドは他社と比較して広く、それに対してレバレッジが500倍と高めです。
レバレッジ最大の高額な取引をすると、ちょっとした損失でも巨額の損失を被る恐れがあります。
たとえトレードで勝利しても、取引コストが高いせいで損失が出たら意味がないので注意してください。
スワップポイントも期待できない
フォレックスランドはスプレッドだけでなく、スワップポイントに関しても期待できないです。
他社と比較してスワップポイントが低めになるので、スワップポイント狙いの長期投資には向きません。
長期投資狙いならば、他のスワップポイントが優れた海外FX業者の方がおすすめです。
フォレックスランドのスプレッドの表示方法
フォレックスランドで取引をする場合、どうやってスプレッドを表示したら良いのでしょうか？
以下よりMT4で表示させるための方法を解説します。
①MT4をダウンロードする
フォレックスランドで取引をするためには、まずMT4をダウンロードする必要があります。
MT4は公式サイトよりダウンロードすることが可能です。
MT4をダウンロードして取引のための設定の作業が完了され次第、取引画面を表示することでスプレッドなどを見られるようになります。
②気配値を表示する
フォレックスランドよりMT4をダウンロード後、気配値を表示させてください。
主要通貨の気配値などはデフォルトで表示されます。
主要通貨以外のマイナーな通貨ペアなどの気配値やスプレッドを確認したい場合は、デフォルトとは別に新たに通貨ペアを追加してください。
③売買する通貨のチャートを表示する
MT4の気配値を表示させた後、取引したい通貨ペアのチャートを表示させてください。
フォレックスランドの公式サイトよりダウンロードしたMT4を立ち上げ、チャートを表示することで取引の準備が整います。
気配値をチェックすることでスプレッドを確認できます。
海外FX初心者はコピートレードもあり
フォレックスランドのコピートレードは海外FX初心者の方にもおすすめです。
コピートレードのメリットは取引経験のある上級者と同じタイミングで、同じ手法で売買できることです。
プロが代わりにトレードするようなものなので、スプレッドなどの取引コストを気にせず売買できます。
ストラテジー・フォロワーとストラテジー・プロバイダー
フォレックスランドのコピートレードを始める場合、ストラテジー・プロバイダーをまず決めます。
その後、ストラテジー・フォロワーになることで、口座を紐付けてコピートレードを始められます。
プロが代わりにトレードをすることで、スプレッドを気にせずに上級者同様の取引結果を得られます。
フォレックスランドのMT4の種類
フォレックスランドのMT4は、ダウンロードするタイプのMetaTrader4とウェブで利用可能なMT4ウェブトレーダーの二種類があります。
どちらを利用してもスプレッドに影響はないので、好きな方を選択してください。
種類に関係なくMT4の利用環境でFXを始められます。
MetaTrader 4
MetaTrader4を使用して取引をする場合、フォレックスランドの公式サイトよりMT4をダウンロードしてください。
Windows、Mac、androidなど、使用している端末に合わせて最適なMT4をダウンロードした後、設定を完了させてください。
どのプラットフォームを選んでもスプレッドは同じです。
MT4 ウェブトレーダー
MT4ウェブトレーダーとは、ウェブブラウザで利用可能なMT4のことです。
ダウンロード型のMetaTrader4と違い、ダウンロード不要でフォレックスランドの取引ができるというメリットがあります。
どちらもスプレッドに違いはありません。
利用の際には、どちらでも好きな方を選んでください。
フォレックスランドのスプレッドの特徴
フォレックスランドのスプレッドにはどのような特徴があるのでしょうか？
デメリットなどはあるのでしょうか？以下ではその特徴について解説します。
口座は一種類のみなのでスプレッドがシンプル
フォレックスランドの口座は一種類しかないので、シンプルでわかりやすいというメリットがあります。
口座が一種類であればスプレッドもその口座だけ見れば良く、判断しやすいです。
もちろん、通貨ペアによる違いはありますので、取引時には各通貨ペアの価格差に注意してください。
スプレッドが広め
フォレックスランドのスプレッドは他社と比較すると広めというデメリットがあります。
もちろん、海外FX業者はどこも変動制であるため、状況によっては有利になることもあります。
ただし平均値が他と比べて高いので、どうしても取引コストが他と比べて高く不利な取引環境です。
スプレッドが広がりすぎるとロスカットされやすくなる
スプレッドが拡大すると、最悪のケースとしてロスカットされる危険性がります。
特に重要な経済指標が発表されるようなタイミングだと、価格差が極端に拡大することもあります。
フォレックスランドなどの海外FXはレバレッジが高い分、ロスカットされると財産をすぐに溶かす恐れがあるので危険です。
スプレッドが広がる理由とは？
スプレッドが拡大する理由とは何なのでしょうか？
フォレックスランドは変動制スプレッドを採用しているので、価格差は常に変動します。
特に取引量が少ない場面では、流動性が低いので価格が安定しないです。
流動性が不安定だと価格差が広がりやすく、損失が出る可能性があります。
リアルタイムスプレッドはMT4から確認
リアルタイムスプレッドはMT4から確認してください。
というのも、フォレックスランドなどの変動制を採用している海外FX業者の場合、常に価格差が変動するからです。
為替レートが変動し、価格差が拡大すると大損する危険があります。
損失を避けるためにもリアルタイムで確認してください。
フォレックスランドのスプレッドに関するよくある質問
フォレックスランドで取引をする時、スプレッドについて何を知っておくべきなのでしょうか？
以下では価格差についてよくある質問を解説します。
最大スプレッドは何pips？
フォレックスランドの最大スプレッドは何pipsなのでしょうか？
変動制を採用している以上、最大値は不明です。
場合によっては極端に拡大することもあるので注意してください。
もしも急激に価格差が拡大すると、レバレッジが高いので一瞬で大損する危険性があります。
スプレッドが狭い通貨は？
スプレッドが狭い通貨はどのペアなのでしょうか？
フォレックスランドの平均値を見る限りでは、平均価格差0.9pipsのUSDCCZKが、もっとも価格差が狭い通貨ペアとなります。
ただし、海外FX業者はどこも変動制を導入しているので、常に価格差が狭いままとは限らないです。
スプレッドの狭さに定評がある海外FXはexnessのロースプレッド口座
取引コストの低い海外FX業者というと、exnessのロースプレッド口座が評価されています。
exnessのような取引コストが狭い海外FX業者を利用すれば、フォレックスランドよりも有利な条件でFXを始められます。
同じ手法でも、取引コストが安い方が利益も多く残せて有利です。
スプレッドが広がりやすい時間帯は？
スプレッドが広がりやすい時間帯はあるのでしょうか？
だいたい深夜から早朝の時間帯は流動性が低いため、価格差が広がりやすいです。
フォレックスランドなどの海外FX業者を利用する場合、余計なリスクを避けるのであれば深夜から早朝は避けた方が良いです。
フォレックスランドに出金拒否はある？
フォレックスランドには出金拒否などはあるのでしょうか？
手続き上の不備などが無い限り、出金が拒否されることはないです。
スプレッドを操作するような不当を働くFX業者ではないので、特に問題が発生しない限りは出金拒否されません。
フォレックスランドのスプレッドまとめ！
フォレックスランドは海外のFX業者の一つです。
そのスプレッドについてですが、他社と比較すると価格差が広がりやすく取引コストが高めとなります。
単純に取引コストのみを対象にFX業者を選択するならば、他社の方が取引条件は有利です。
ただしコピートレードができるなど、他社にはない強みのあるFX業者でもあります。
取引コストだけでなく、様々な角度より比較することが良いFX業者を見つけるコツです。
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