FXジャイアンツのスプレッドは狭いのでしょうか、それとも広いのでしょうか?
FXのトレーダーであれば、誰もが取引コストを気にするものです。
取引コストの高いFX業者を選ぶと、コストが嵩むことで取引が不利になってしまうだけにできるだけコストを低いFX業者を選びたいところです。
今回はFXジャイアンツの取引にかかるコストについて、他社のFX業者とも比較して解説します。
FXジャイアンツのスプレッド一覧
FXジャイアンツで取引をする場合、スプレッドはどうなるのでしょうか?
以下では為替や商品、株式、メタルなどの取引コストをまとめて紹介します。
レギュラー口座
FXジャイアンツのレギュラー口座を選ぶ場合、ゼロスプレッド口座と比較すると取引コストが高くなる可能性があるので注意してください。
以下ではレギュラー口座を選んだ場合のそれぞれの取り扱い商品の取引コストについてまとめています。
FX為替
FXジャイアンツのレギュラー口座における主なFX為替のスプレッドは、次のようになります。
通貨ペア | スプレッド |
---|---|
AUDUSD | 1.61pips |
EURCHF | 3.33pips |
EURGBP | 1.46pips |
EURJPY | 2.13pips |
EURUSD | 1.31pips |
価格差は通貨ペアによってそれぞれ異なります。
取引コストを下げるなら、価格差が狭い主要な通貨ペアを選ぶと良いです。
商品
FXジャイアンツではココアやコーヒーなどの金融商品も扱っています。
主なスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
COCOA | 80 |
COFEE | 50.72 |
COPPER | 79.67 |
COTTON | 50 |
NAT.GAS | 0.32 |
RICE | 45.38 |
銘柄によっては他と比べて取引コストが上がることもあるので注意が必要です。
株式
FXジャイアンツでは株式の取り扱いもあります。
主な株式のスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
PEPSICO | 35 |
UBS | 15.03 |
VISA | 20.25 |
NIKE | 11.71 |
NVIDIA | 38.01 |
銘柄によって取引コストはそれぞれに違いがありますので取引時には注意してください。
先物
FXジャイアンツでは先物を対象にした取引も可能です。
主な先物のスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
AUD | 16.87 |
CHF | 3.40 |
EUR | 2.63 |
GBP | 6 |
JPY | 2.60 |
USDINDEX | 2.50 |
銘柄によっては最低値と平均値に大きな隔たりがあるので注意してください。
メタル
FXジャイアンツではメタルの取り扱いもあります。
主なメタルのスプレッドは次のようになります。
メタル | スプレッド |
---|---|
XAUUSD | 41.43 |
XAUEUR | 42.73 |
XAGEUR | 4.84 |
XAGUSD | 4511.34 |
XPTUSD | 503.77 |
こちらは平均値を参考にした数値です。
取引時には最低値だけでなく平均値までチェックしてください。
指数
FXジャイアンツでは指数の取り扱いもあり、取引できます。
それぞれの指数のスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
AUS200CASH | 439.45 |
EUCASH | 17.78 |
FRA40CASH | 261.21 |
GER30CASH | 193.69 |
HK50CASH | 1569.78 |
この数値が平均値です。
銘柄によっては大きく価格が変動することもあるので注意してください。
エネルギー
FXジャイアンツではエネルギー分野の銘柄を対象にした取引も可能です。
エネルギーのスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
BRENTCASH | 4.11 |
NAT.GASCASH | 0.85 |
WTICASH | 4.02 |
こちらの数字は平均値です。
相場の状況によっては最低値を大幅に上回ることもあるので取引には値動きに気を付けてください。
ゼロスプレッド口座
FXジャイアンツではゼロスプレッド口座と呼ばれる、レギュラー口座とは異なるタイプの口座が用意されています。
どちらも同じ銘柄を対象に取引可能なのですが、口座の種類によって取引コストに違いが生じます。
トレードスタイルに合わせて最適な口座を選ぶことをおすすめします。
FX為替
FXジャイアンツのゼロスプレッド口座におけるFX為替の価格差の平均値は次のようになります。
通貨ペア | 価格差の平均値 |
---|---|
AUDUSD | 0 |
EURCHF | 0 |
EURGBP | 0 |
EURJPY | 0 |
EURUSD | 0 |
調査時の平均値がたまたま0だった可能性もありますが、レギュラー口座と比較して非常に取引コストが安いことが窺えます。
メタル
FXジャイアンツのメタルのスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
XAGEUR | 1.38 |
XAGUSD | 1.24 |
XAGEUR | 22.15 |
XAUUSD | 20.14 |
レギュラー口座と比較すると、平均値がとても低いので取引コストが安いことが数値より判断できます。
まさに低コストな取引ができる口座です。
指数
FXジャイアンツの指数のスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
AUS200CASH | 495.09 |
FRA40CASH | 200.01 |
GER30CASH | 179.45 |
HK50CASH | 1243.10 |
指数に関して言えば、レギュラー口座と比較してそれほど優位性はないです。
銘柄によってはレギュラー口座の方が取引コストが安いケースもあります。
エネルギー
FXジャイアンツのエネルギー関連の銘柄のスプレッドは次のようになります。
銘柄 | スプレッド |
---|---|
BRENTCASH | 4.11 |
NAT.GASCASH | 0.85 |
WTICASH | 4.02 |
レギュラー口座と比較した場合、その差はほとんどなく優位性はないです。
そのためエネルギー関連の銘柄に関して言えば口座による差はありません。
FXジャイアンツのメジャー通貨のスプレッド
FXジャイアンツのメジャー通貨を対象にした取引をする場合、口座の種類によってどのくらいスプレッドが違うのかに注意してください。
以下ではメジャー通貨について解説します。
レギュラー口座の最小スプレッドと平均スプレッド
FXジャイアンツのレギュラー口座のスプレッドの最小値と平均値は、メジャー通貨に関して言えば大きな違いはないです。
例えばEURUSDの場合、最小値が1で平均値が1.31と大きな差はないです。
もちろん、相場の状況によっては大きく価格が乖離することもあるので注意してください。
レギュラー口座とゼロスプレッド口座の平均スプレッド比較
FXジャイアンツのレギュラー口座とゼロスプレッド口座では平均値に違いがあります。
例えばレギュラー口座のEURUSDの平均値が1.31であるのに対してゼロスプレッド口座の場合は調査時点は0と非常に狭いです。
取引手数料さえ無ければ非常に低コストな取引が可能な口座です。
FXジャイアンツと他海外FXのメジャー通貨ペアのスプレッド比較
FXジャイアンツと他の海外FX業者のメジャー通貨ペアのスプレッドにはどれほどの違いがあるのでしょうか?
以下にて他社と比較をしています。
FXジャイアンツとXMのスプレッド比較
FXジャイアンツとXMのスプレッドを比較した場合、主要な通貨ペアで比較するとXMの方が取引コストが高いです。
例えばUSDJPYの場合、XMは1.6、FXジャイアンツは1.31でXMの方が広いです。
主要な通貨ペアという視点で見る限りにおいては取引コストの高いXMの方が不利となります。
FXジャイアンツとTitanFXのスプレッド比較
FXジャイアンツとTitanFXのスプレッドを比較した場合、どちらの方が取引コストが安いのでしょうか?
両方の数値を比較した限り、TitanFXの方がかなり価格差が狭く取引コストが安いです。
TitanFXの場合、米ドル円が1.1で、FXジャイアンツの1.31と比較して非常に狭く、取引が有利です。
FXジャイアンツと国内FXのメジャー通貨ペアのスプレッド比較
FXジャイアンツと国内FXのメジャー通貨ペアのスプレッドを比較した場合、果たしてどちらの方が優位なのでしょうか?
以下にて国内FXとの比較をします。
FXジャイアンツとGMOクリック証券のスプレッド比較
FXジャイアンツとGMOクリック証券のスプレッドを比較した場合、圧倒的にGMOクリック証券の方が狭く取引コストが安いです。
GMOクリック証券の米ドル円は0.2銭の原則固定で、業界最狭水準となります。
FXジャイアンツの1.31と比較すると、圧倒的に取引コストが安いです。
FXジャイアンツと外為どっとコムのスプレッド比較
FXジャイアンツと外為どっとコムのスプレッドを比較する場合、外為どっとコムの方が狭く取引コストが圧倒的に安いです。
例えばドル円ならば0.2銭の原則固定であるため、FXジャイアンツの1.31と比べると圧倒的に取引コストが安く、トレードの面において外為どっとコムの方が圧倒的に有利です。
FXジャイアンツとDMM FXのスプレッド比較
FXジャイアンツとDMM FXのスプレッドを比較すると、DMM FXの方が取引コストが断然安いです。
DMM FXのドル円は0.2銭の原則固定です。
FXジャイアンツの1.31と比べてとても取引コストが安いです。
取引コストに関していえば国内FXは非常に安く取引ができる点で有利となります。
FXジャイアンツのスプレッドは海外FXの中では狭い方
FXジャイアンツのスプレッドは海外FXの中では狭い方です。
確かに国内FXと比較すると高く感じるかもしれません。
しかし海外FXという視点で見れば取引コストは安いです。
他社と比べて主要通貨の平均スプレッドが狭い
FXジャイアンツは他社と比べてメジャーな通貨ペアの平均スプレッドが狭いです。
そのため、海外FX業界全体で比較する限りにおいては取引コストが安いと判断できます。
取引コストの低さ以外にも、レバレッジが高いなど他社にはない魅力のあるFX業者でもあります。
国内FXと比べるとスプレッドは広い
FXジャイアンツは国内FXと比較するとスプレッドが広いというデメリットもあります。
さらに国内FXは固定制を導入しているので、相場の状況に関わらず常に同じ価格差で取引ができるというメリットもあります。
単純に取引コストで比較すると、どうしても国内FXの方が有利です。
国内FXは海外FXと比べて低レバレッジ
国内FXはFXジャイアンツなどの海外FX業者と比較すると、レバレッジが低いというデメリットもあります。
最大25倍という上限があるので、海外FXのようなダイナミックなレバレッジは設定できません。
確かにスプレッドは狭いのですが、レバレッジでは海外FXに負けます。
国内FXはDD方式を採用している
FXジャイアンツなどの海外FXと違って国内FXはDD方式を採用しているという特徴があります。
DD方式であるため国内FXのスプレッドは狭く、固定制で安定しているというメリットがあります。
DD方式を採用している以上、国内FXは海外FXと比べて取引コストで有利です。
約定拒否
国内FXで採用されるDD方式には、約定拒否があるなどのデメリットもあるので注意してください。
もちろん、故意に約定しないなどの悪質な業者こそないですが、約定が遅れる可能性はあります。
約定に不安があるならスプレッドこそ高いものの安定しているFXジャイアンツなどの海外FXがおすすめです。
ノミ行為
DD方式の場合、ノミ行為ができるなどのデメリットもあります。
ノミ行為をするFX業者はかなり悪質なので対策としては信頼できる大手を選ぶ必要があります。
もしくはスプレッドこそ広いもののノミ行為ができないFXジャイアンツなどのNDD方式の海外FXを選ぶなどの対策があります。
レートずらし
DD方式には他にもレートずらしができるなどのデメリットがあります。
レートずらしのような悪質な行為を避ける対策としては、FXジャイアンツなどのNDD方式のFX業者で取引をするなどがあります。
NDD方式はスプレッドこそ広いですが、業者による不正を防げるというメリットがあるからです。
スリップページ
DD方式はNDD方式と比べるとスリッページが発生しやすいというデメリットもあります。
スリッページを避けるなら、FXジャイアンツなどのNDD方式のFX業者が安全です。
NDD方式は確かにスプレッドが広いですが、スリッページが発生するというデメリットを考慮するならNDD方式の方が優勢です。
ストップ狩り
DD方式を採用するFX業者の中にはストップ狩りをする悪質な業者もあるので注意してください。
その点、FXジャイアンツなどのNDD方式の海外FX業者ならばストップ狩りを恐れずに取引できます。
スプレッドの広さというデメリットもありますが、ストップ狩りを防げるメリットがNDDにはあります。
NDD方式を採用している
FXジャイアンツなどのNDD方式を採用している海外FX業者を選ぶことで、DD方式ならではのデメリットを回避することができます。
確かにNDD方式はスプレッドが広いというデメリットがあります。
他方で透明性が高く、約定力のある安定したトレードができるなどの利点があるのです。
NDD方式は透明性が高い取引方式
FXジャイアンツなどが導入するNDD方式には、取引の透明性が高い取引ができるというメリットがあります。
スプレッドが広くて取引コストが高いというデメリットも確かにあります。
しかしそれ以上にFX業者による不正が発生し難く、安心してトレードができる環境が用意されています。
STP方式
STP方式とは、FXジャイアンツなどの海外FX業者が導入するNDD方式の注文方法の種類の一つです。
STP方式を採用する場合、スプレッドの中にFX業者の取り分が既に含まれています。
そのため取引手数料が無料な反面、価格差が広がりやすいなどのデメリットがあります。
ECN方式
ECN方式とは、FXジャイアンツなどの海外FX業者がよく導入するNDD方式の注文方法の一つです。
STP方式と比べてスプレッドが非常に狭いというメリットがあります。
その反面、取引手数料がかかるなどのデメリットもあるので注意してください。
スプレッドの狭さだけでFXジャイアンツを評価してはいけない!
スプレッドの狭さだけではFXジャイアンツを完全には評価できないです。
取引コスト以外にも、見ておきたいポイントはあります。
以下では取引コスト以外のポイントを解説します。
最大レバレッジ1,000倍
FXジャイアンツにはレバレッジが最大1,000倍という、他社と比べて非常に高いレバレッジがあります。
確かに国内FXと比較するとスプレッドが広く、取引コストが高いです。
しかし国内FXでは決して真似できないハイレバレッジな取引ができるという魅力があるのです。
ゼロカットシステムを採用している
FXジャイアンツにはゼロカットシステムを採用しているというメリットもあります。
国内FXのスプレッドと比較すると確かに取引コストは高いです。
しかしゼロカットシステムがあるおかげで、口座の残高がマイナスになることを防げるなど国内FXにはないメリットを享受できます。
FXのジャイアンツのスプレッドまとめ
FXジャイアンツのスプレッドは、海外FX業者という視点で見ればそれほど広くはありません。
しかし国内FXと比較するとどうしても広く、取引コストが高いです。
しかし海外FX業者ならではの透明性の高い取引ができるなどの利点があります。
他にもレバレッジが高く、ゼロカットシステムを利用できるなど国内FXにはない利点もあります。
FX業者を選ぶ際には取引コストだけでなく多角的に比較してみてください。
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